秩父のシンボル「武甲山」を一の鳥居から登ってきました。

秩父のシンボル「武甲山」を一の鳥居から登ってきました。

こんにちは、ryoです。

今回は秩父のシンボル「武甲山」に登って来ました。
秩父に訪れたことがある方は一度目にしたことがあるのではないでしょうか?

また、武甲山は良質な石灰岩が採掘できる場所としても有名なところです。
ですので、採掘場になっている北側の斜面は階段状の岩肌が見えます

武甲山の情報

標高 1,304m
最大標高差 786m
一の鳥居~棒ノ折山(518~1,304m)
コース長さ 8.32km
一の鳥居→武甲山山頂→長者屋敷の頭→シラジクボ→一の鳥居
歩行時間目安 4時間30分前後
見所 山頂からの秩父市展望。
周辺施設 武甲温泉(10:00~22:00)、秩父市内観光
一の鳥居〜武甲山山頂の往復をオススメします。長者屋敷〜シラジクボコースは難路になっています。

アクセス・駐車場

〜アクセス〜

都心から行くなら圏央道の狭山日高ICで降りて、国道299をひたすら走るのがオススメ
高麗川と西武池袋線の脇を走る道路で景色は最高です。
途中、道の駅やコンビニがあるので不便に感じることはないと思います。

〜駐車場〜

武甲山の駐車場は「一の鳥居駐車場」で台数は40台になります。

6時30分に到着したときには既に10数台。帰る頃(11時)には鳥居前の路上駐車が並んでました

服装・装備

この日の秩父は最高気温37℃の予報。ですが、山頂は25℃くらいです(9時頃の気温)
服装は長袖ベースレイヤー、Tシャツ、ロングパンツ装備。

長袖はFox Fireのスコーロン。日焼けと虫対策で着て行きました

登って行くうちに汗だくになって、結局ミネラル狙いの虫が寄ってきました(´_`。)

〜服装〜

帽子
長袖ベースレイヤー(スコーロン)
半袖Tシャツ(化繊)
ロングパンツ

〜装備〜

ザック:STOUT35(GREGORY)
ハイドレーション
救急セット←今回役に立った

コース

こちらのコースで4時間半

ルート time(action) course time
一の鳥居駐車場 6:40
不動滝 7:17 27 min
大杉の広場 7:55 38 min
御嶽神社 8:38 43 min
武甲山山頂 8:47 8 min(休憩30min)
長者屋敷の頭 9:50 33 min
シラジクボ 10:19 29 min
LOGMOG cafe&shop(一の鳥居駐車場) 11:16 57 min
total 276 min

武甲山ログ

一の鳥居駐車場〜不動滝


▲駐車場にある登山案内です。現在地から武甲山に向かいシラジクボ経由で下山します。


▲登山届け(箱の中に記入用紙があります)を書いて出発


▲最初は少し川沿いの道路を歩いて行きます。


▲途中にあるおしゃれなcafe&shop「LOGMOG」。帰りにお邪魔しよう


▲LOGMOGさんの敷地内にトイレがあり、営業時間外でもお借りできるそうです。


▲LOGMOGさんの先には養殖場。


▲生け簀を覗くと魚群!イワナかな?


▲養殖場抜けてからは、急な上り坂。キツイよー


▲武甲山山頂までは1時間40分


▲急な上り坂を抜けると平坦な道になります。大きな岩や階段もないので気楽に歩けます。


▲駐車場から30分弱で不動滝に着きます。


▲山頂トイレが慢性的に水不足になるので、水を山頂に届けましょう!ということで1.5Lを1本持って行きます。

不動滝〜大杉の広場


▲植林されて綺麗に並んだスギは芸術品みたい。


▲大杉に到着して、休憩するぞ!ってところでスズメバチと遭遇。ビクビクしながら休憩。ここから山頂まで1時間。


▲大杉を見上げると枝が凄い生え方してる。

大杉の広場〜武甲山山頂


▲8:30頃から日が登ってきましたが、木々のおかげで程よく遮られます。


▲9時前に御嶽神社到着。立派な建物です。神社の手前にはトイレもあるので、ゆっくりもできます。


▲運んで来た水は神社の裏手に持って行きましょう。白いマンホールを開けて水を注ぎます。


▲水置き場からさらに進むと、展望所(山頂)へ進む道。


▲山頂到着!標高は1,304m


▲温度計は26℃。過ごしやすい気温です


▲ここから秩父市内が一望できるそうですが、あいにくの雲海。採掘工場のサイレンが雲の下から聞こえます


▲柵を避けて撮った一枚。雲海が奥まで続いてました

武甲山山頂〜シラジクボ


▲山頂の雲海を満喫したところで下山。シラジクボ経由で帰ります。(道を間違えて、長者屋敷の頭に向かってます)


▲長者屋敷の頭までは急坂が続きます。滑りやすいので気をつけて。


▲滑って転びました。カメラ片手に持ってたので受け身が十分に取れず負傷。次からはグローブ用意しよう。


▲長者屋敷の頭到着。シラジクボを目指して進んでいたので、ここが長者屋敷の頭と気付くまで時間がかかりました。そして、ここからの道は3択。

①浦山駅に抜けるコース:浦山駅から横瀬駅まで戻る必要があります

②来た道を戻るコース:急坂を登って戻るコース

③シラジクボに向かうコース:地図上に難路と記載されているコース

横瀬駅から歩くのも大変だし、戻るのも大変なので、③の難路を行くことにしました。


▲難路と言われるだけあって、道は細く、崖沿いで危険です。おそらく転んだら10m以上転がり落ちます。
さらに、道以外でも危険が続きます。


▲熊が剥いだ樹木。そして、写真は取らなかったですが数分前にしたと思われる糞が<( ゚Д゚;)>
遭遇こそはしませんでしたが、下山時は生きた心地がしませんでした。

にしても、破壊力凄まじい。木がバナナみたいになっとる…


▲恐怖心と戦いながら、シラジクボ到着。

シラジクボ〜一の鳥居駐車場


▲「このあたりに、熊がいる(((;゚д゚;)))」という恐怖心をかかえながらの下山です。
ひょっこり出てきそうで曲がり道とか怖かった。


▲下山後にはLOGMOGさんで休憩。


▲外で飼われていた小ヤギ。ヤギかわいいよー


▲帰りに横瀬駅で山バッチ購入。
店員さんに聞いたら、札所8番に熊出没注意報が出ていたそうです。((( ゚д゚ ;)))

遭遇した動植物

ナラタケ

はい、今回のキノコ。ハラタケ目タマバリタケ科のナラタケ。
「なめこ」にしてはヌメりがないし、「クリタケ」は時期が秋なので、ナラタケかな?

マメホコリ


駄菓子の梅ミンツに似ている粘菌の仲間。

ヘビイチゴ


道端にはヘビイチゴがたくさん。赤い実が目立ちます

ザトウムシ


今回、多く見かけた虫。細い足でヨタヨタ歩く姿は愛嬌があります

ウスバカゲロウ


アリジゴクの成虫。初めて見ました

あとがき

歩きやすく初心者にオススメ

ただ、熊には要注意。熊よけスプレーとか出没情報を得ながら行ったほうが良いです。
あと、スズメバチ多いので黒い服装は避けたほうがいいかも。