初めての丹沢山地は「大山」に行ってきました。

初めての丹沢山地は「大山」に行ってきました。

こんにちは、ryoです。

11月に入り大分涼しくなってきましたね。
涼しくなってくると、低山が登り時。夏は暑くてたまりませんからね。

ということで、丹沢の「大山(標高1,252m)」に行ってきました!
丹沢山地への登山はこれが初めてになります。

丹沢は大山の他に「塔ノ岳」や「鍋割山」などが有名ですね。
いきなりガッツリ登るのも気が引けたので、気軽に登れそうな大山へ。

行ってみて気づいたのは、車でのアクセスが良かったこと。
2020年3月7日に開通した伊勢原大山ICから登山口駐車場は車で10分ほどでした。

2021年には延長して秦野まで開通するそうですね。
開通すると、今度は塔ノ岳へのアクセスがよくなるのかな?

では、大山登山どうぞ。

大山の情報

標高 1,252m
最大標高差 937m
伊勢原市営第二駐車場〜大山山頂(315~1,252m)
コース長さ 7.8km(男坂→山頂→見晴らし台→女坂)
歩行時間目安 6時間20分(休憩込み)
見所 山頂からの景色。大山阿夫利神社。大山寺。かわらけ投げ。
周辺施設 こま参道。湯豆腐。大山こま。

アクセス・駐車場

〜アクセス〜

新東名高速道路「伊勢原大山IC」から4.9km。

〜駐車場〜

駐車場は伊勢原市営大山第二駐車場へ停めました。駐車台数は普通車で44台。料金は1,000円/日になります。平日の朝7時前の到着で数台ほど停まってました。

服装・装備

駐車場での気温は17℃を確認。歩くと暑いですが、立ち止まったり、風が吹くと寒く感じました。
服装は上はベースレイヤー、Tシャツ、ソフトシェル。下はロングパンツのみ。

コースタイム

コースタイムは実測で5時間21分です(休憩込み)。

ルート 時間 コースタイム
伊勢原市営大山第2駐車場 6:45
阿夫利神社下社 7:51 66 min
大山 9:07 76 min
不動尻分岐 10:04 57 min
見晴台 10:52 48 min
大山ケーブル駅 12:06 74 min
total 321 min

登山ログ


▲11月上旬。朝方の気温は17℃。少し冷える。

▲伊勢原市営大山第2駐車場についたのは6時30分過ぎ。平日のせいか車は数台。

▲まずは「こま参道」を抜けて大山ケーブルカー駅を目指します。

▲駅までは歩いて13分。

▲雰囲気の良い参道を歩いていきます。

▲お土産屋さんもあるので登山帰りに是非寄ってみてください。大山は「こま」が有名だそうです。

▲味のある暖簾。

▲大山ケーブルカー駅前にある案内図。

▲大山ケーブルカー駅はこちら。混雑が予想されるのか、それともソーシャルディスタンス用なのか、カラーコーンが並べられてました。今回はケーブルカーに乗らず全行程歩いて行きます。

▲最初の分岐。大山阿夫利神社下社まで男坂は30分。女坂は40分。

▲登りは男坂で行くことにしました。

▲登りはじめは階段。

▲ひたすら階段。段差が高くて早くも太ももが悲鳴を上げる。

▲登り切ると広場へ到着。

▲この広場は八大坊上屋敷跡で「大山」を治めていた長官の住居です。

▲ここまでくれば大山阿夫利神社下社までもう一息!

▲でも、まだまだ続くよ階段が。

▲キレイな階段ですね。神聖な感じがします。

▲振り返るとこの景色。

▲そしてこちらが大山阿夫利神社下社。荘厳なり。

▲大山阿夫利神社下社の左側が登山口になります。山頂までは90分です。

▲登山前には入山修祓料初穂料として100円を納めましょう。

▲初穂料を納めたらお守りと幣(ぬさ)を振って進みます。

▲いざ、入山。既に門の先に階段がチラ見え。まだ、階段が続くのか…

▲階段は門の先だけで、進んでくと岩道です。

▲道中は名所がたくさん。まずは夫婦杉。500〜600年の巨木です。

▲こちらは11丁目の道標。山頂までの道中にあります。28丁目が山頂になりますので、登山の目安になっていいですね。

▲14丁目の道標には「ぼたん岩」が書かれています。大きい岩をイメージしてて辺りをキョロキョロして探していましたが…

▲どうやら足元の丸い石が「ぼたん岩」とのこと。めっちゃ踏んでましたw

▲続いて15丁目には「天狗の鼻突き岩」。岩にある丸い穴ですが天狗が鼻で突いてあけたらしいです。

▲16丁目は分岐です。

▲16丁目過ぎからは木道が整備されていて歩きやすくなっていました。

▲どんどん進み、20丁目は「富士見台」。名前の通り富士の眺めが絶景とのこと。今日は残念ながら曇りで見えませんでした。

▲それでも、この景色は最高です。

▲頂上まであと10分!

▲この鳥居と…

▲この鳥居を抜けて…

▲大山阿夫利神社本社を回れば…

▲大山山頂です!

▲休憩がてらベンチで休んでいると、雲にぽっかり穴が空いてハートマークのような青空が2つ現れました。

▲空を眺めながらお昼。最近の登山はお湯沸かしてカップ麺に注ぐだけだから「バーナー+やかん」よりも「ジェットボイル」の方がいい気がする。購入検討しようかな。

▲山頂からの景色はこんな感じ。神奈川の山や街が見渡せます

▲お次は見晴台へ。

▲途中、目を凝らして見たら「江ノ島」が見えました。遠くからでも分かる特徴的な地形ですね。

▲不動尻分岐。見晴台方面へ進みます。

▲ゆるやかな降りが続きます。

▲見晴台到着。登りで悲鳴をあげてた太ももが限界に近づき、写真を撮る余裕がなく標識のみ。

▲下社に向かう途中で2匹の龍に遭遇。かっこいいです!

▲2匹目。火を吹きそう。

▲さらに進むと二重滝。

▲見晴台からの道のりは歩きやすく、気楽に歩けます。下社に来たであろうスニーカーの観光客とも何人かすれ違いました。

▲下社まであと100m。

▲階段多いなー。

▲帰りは「女坂」から下山します。

▲なんと女坂には七不思議が!?

▲男坂よりは緩い傾斜ですが、限界を迎えた太ももには階段はキツいよー(;´Д`)

▲女坂を進んでいくと大山寺本堂に到着。

▲えっ?ここ通っていいの?という道を進みます。

▲大山寺の前には「かわらけ投げ」ができる所がありました。

▲お坊さんの並ぶ階段を降りて行きます。

▲大山寺の近くには駅もあります。

▲灯籠の道を進むと…

▲大山寺駅。乗って帰りたいけど頑張って歩いて帰ります。

▲大山ケーブル駅到着。駅周辺には桜が咲いていました。調べたら十月桜という十月から春まで咲き続ける品種があるそうです。

▲あとはこま参道を抜けて帰ります。
▲お土産屋さんにはたくさんの「こま」がありました。

▲こまの絵が描かれている山バッチを買って大山終了です!

あとがき

今回はケーブルカー使えば良かったなぁと後悔。
次の日は筋肉痛がひどくて動けないほど。

足腰に自信がない方はケーブルカーで大山阿夫利神社下社まで行くことをお勧めします。

登山は「頑張れば行ける!」ではなく、自分の「力量」、「体調」に加えて、事前の「情報収集」をして登ることが大事ですね。