迫力の爆裂火口!桜平駐車場から登る八ヶ岳連峰「硫黄岳」。
こんにちは、ryoです。
ちょっと前から気になっていた山へ行ってきました。
場所は八ヶ岳連峰の「硫黄岳」です。
何が気になっていたかというと「爆裂火口」という地形。
調べてみると、火山活動で山の一部が吹っ飛んだ状態らしいです。
スケールが大きすぎて想像つかないですよね?
ということで、硫黄岳の爆裂火口へ行ってきました!
硫黄岳の情報
標高 | 2,760m | |
---|---|---|
最大標高差 | 919m 桜平駐車場(中)〜硫黄岳山頂(1,841~2,760m) |
|
コース長さ | 往復11.1km(桜平駐車場(中)〜硫黄岳山頂) | |
歩行時間目安 | 行き:3時間13分 帰り:3時間26分 |
|
見所 | 爆裂火口、硫黄岳山頂から見える赤岳、夏沢鉱泉、オーレン小屋 | |
周辺施設 |
アクセス・駐車場
〜アクセス〜
中央自動車道「諏訪南IC」から17km。桜平分岐から桜平駐車場までは未舗装路を走ります。
轍が深いので、車高の低い車は注意して走行してください。
〜駐車場〜
駐車場は桜平駐車場。上-中-下とあり、上が登山口に一番近いです。
7時過ぎに桜平駐車場(中)に到着しましたが、すでに満車。
仕方なく、来た道を戻り路肩に停めさせていただきました。
服装・装備
1日を通してソフトシェルを羽織って快適に歩けました。気温はオーレン小屋で11℃を確認。山頂付近は開けているところが多く、風が吹くと寒いのでダウンかフリースがあると良いです。
服装は上はベースレイヤー、Tシャツ、ソフトシェル。下はロングパンツのみ。
コースタイム
コースタイムは実測で6時間39分です。ここ最近で一番歩きました。
ルート | 時間 | コースタイム |
---|---|---|
桜平駐車場(中) | 7:35 | ー |
桜平 | 7:46 | 11 min |
夏沢鉱泉 | 8:14 | 28 min |
オーレン小屋 | 9:16 | 62 min |
夏沢峠 | 9:48 | 32 min |
硫黄岳 | 10:48 | 60 min |
赤岩の頭と峰の松目分岐 | 12:26 | 98 min |
オーレン小屋 | 12:36 | 70 min |
桜平駐車場(中) | 14:14 | 98 min |
total | 339 min |
登山ログ
駐車場
▲7:26。桜平駐車場(中)より手前の路肩からスタートです。
▲歩いて10分ほどで桜平駐車場(中)に到着。続々と車が来ては引き返していく。路肩に駐車している車が見えたら、潔く引き返して空いている場所に止めた方が良さそうです。
登山口
▲そこからさらに10分あるくと登山口に到着します。
▲登山口には看板があるので、コースを確認してから向かいましょう。
▲登山においても、コロナ対策はしっかりとね。
▲登山口からは沢沿いの舗装路を歩いて行きます。
▲ちょっと坂が急なので、ゆっくり登りましょう。
▲8:14。夏沢鉱泉到着。
▲中に入る際はマスク着用です。購入もできますが、持っていくようにしましょう。
▲夏沢鉱泉周辺には紅葉も見られます。
▲朝方の八ヶ岳は空気も景色も良くて癒されます。
▲夏沢鉱泉からは歩きやすい樹林帯を進みます。
▲歩いているだけで癒されるー
▲天気もいいし、清々しい。
▲9:16。景色を堪能しながら歩けば、あっという間にオーレン小屋。
▲標識の後ろにキレイに積まれた薪があったので…
▲撮影!壁紙に使えるかな?
▲オーレン小屋は水場やトイレも完備。
▲オーレン小屋で少し休憩したら、夏沢峠へ向かいます。
▲登山道は石がゴロゴロしてきました。
▲まだ、樹林帯。
▲なんと、自転車が!?乗ったり降りたりして岩の道をガラガラ進んでいました。
▲9:48。夏沢峠到着。
▲次の目的地は硫黄岳山頂。
▲山彦荘の脇を抜けて進みます。
▲夏沢峠からは岩の道です。
▲振り返ると「天狗岳」が見えます。
▲あちらは「峰の松目」
▲さらに進んでいくと岩だらけの道。足場が不安定だから嫌い…
▲岩場に足を取られながらも、踏ん張って進みます。もう少しかなー?
▲もう少しかなー?から意外と長い。
▲何度も振り返りたくなる景色。
▲もう少しで山頂というところで、爆裂火口らしき景色が見えてきました。いきなり視界いっぱいに崖が出てくると恐怖を感じます。
▲標識見るたびに「まだかなー?」と呟く。でも、この標識が見えたら山頂はすぐです!
▲10:48。硫黄岳山頂!山頂はかなり開けていて、360度山容が望めます。
▲いざ、爆裂火口へ。
▲爆裂火口周辺の道を進みます。
▲ヒエッ(゚д゚;ノ)ノ
▲爆裂火口周辺の道は狭く、すれ違うのが精一杯。
▲道の先は通行止めになっていました。道は続いていそうですが、柵で進めないので引き返します。ここからは爆裂火口は望めないので、見どころは中間までかな。
▲道の中間あたり。山が抉られているのがわかります。
▲爆裂火口(手前)。天狗岳(奥の二つ)。根石岳(天狗岳の手前)。
▲再び硫黄岳の山頂に戻ってお昼ご飯。お昼の時間を使ってGoProでタイムラプス撮ってます。
▲赤岳を見ながらのお昼。贅沢の極みですな。
▲赤岳とお昼を堪能した後は下山します。帰りは「赤岩の頭」方面へ下山。
▲結構、ガレキ多め。岩肌の白いところが次の分岐である赤岩の頭。
▲左側に峰の松目。右側のぽっかり空いたところがオーレン小屋です。
▲森の中にぽつんとオーレン小屋。
▲景色に見惚れて歩いてたら、あっという間に白砂の大地へ。
▲赤岩の頭からはオーレン小屋へ進みます。
▲赤岩の頭からオーレン小屋方面へは樹林帯を進みます。
▲木々の隙間を縫うように下山。紅葉は終わりかな?
▲ここまでくると後少し。
▲「赤岩の頭と峰の松目分岐」。長い分岐名ですね。
▲分岐から10分でオーレン小屋へ到着。テン場の横を通り抜けていきます。
▲オーレン小屋でお土産購入。
▲気温は11℃。今回は汗もかかない快適登山だったので、トイレが近くて大変でした。
▲12:36。夏沢鉱泉へ
▲13:47。夏沢鉱泉到着。時間的にも余裕でいい感じです。
▲桜平登山口到着!帰りは下り坂をさーっと駆け降りてきました。
▲14:14。桜平駐車場(中)。ちらほら空いてますね。
▲マイカー到着!
あとがき
爆裂火口が思ったより大きくて、凄いというか怖かったです((( ゚д゚;)))
2016年の赤岳登山以来、4年ぶりに八ヶ岳きましたがいいところですね。
山頂から全方位見渡せるからか、「あの山なんだろ」とか、「あの道歩いてみたい」とか登山意欲の湧く山です。
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