迫力のゴルジュ帯が見られる「棒ノ折山」へ。

迫力のゴルジュ帯が見られる「棒ノ折山」へ。

こんにちは、ryoです。

3週連続の登山になりました。今回登ってきたのは奥多摩町と飯能市の境にある「棒ノ折山」です。別名:棒ノ嶺ともいいます。標高1,000m以下とはいえ、沢登りや急登など難易度の高い山となっています。

棒ノ折山の情報

標高 969m
最大標高差 719m
さわらびの湯~棒ノ折山(270~969m)
コース長さ 9.0km
白谷沢コース(4.5km)、滝ノ平尾根コース(4.5km)
歩行時間目安 4時間前後
見所 沢登り、ゴルジュ帯、展望の良い山頂
周辺施設 さわらびの湯(10:00~18:00)、有間ダム
下山後に温泉入るなら、朝6時からの登山がベスト!登山客が多いので早めを狙いましょう

アクセス・駐車場

〜アクセス〜

圏央道の青梅ICから国道411号、県道202号を経て50分程です。

〜駐車場〜

さわらびの湯第三駐車場
駐車台数:150台

▼早朝登山者用の駐車場がありますのでこちらに停めましょう。

服装・装備

駐車場の気温は20℃。100m標高が上がるごとに0.6℃下がるので、山頂は16℃の予想。山頂では寒く感じたのでウインドブレーカーを持って行った方がいいです(レインウェアで代用可)。

〜服装〜

帽子
長袖ベースレイヤー(化繊)
半袖Tシャツ(化繊)
ロングパンツ
レインウェア上下

〜装備〜

ザック:STOUT35(GREGORY)
ハイドレーション
救急セット
ゲイター
トレッキングポール

前日が雨だったので、ゲイターを準備。急登ということでトレッキングポールを持って行きました。

コースタイム(実測)

白谷沢〜棒ノ折山〜滝ノ平尾根コースで3時間45分です。

ルート コースタイム course time
さわらびの湯第3駐車場 6:30
白谷沢登山口 7:00 30 min(トイレ休憩込み)
岩茸石 8:01 61 min
ゴンジリ峠 8:20 19 min
棒ノ折山山頂 8:31 11 min
さわらびの湯第3駐車場 10:15 104 min
total 225 min

棒ノ折山ログ


▲朝6時到着。人気の山と聞いて「混むかなー」と思ったけどそうでもなかった。気温はハスラーの温度計で20℃。

▲駐車場からは名栗渓谷が見渡せます。

▲まずは、さわらびの湯入り口に戻ってダムを目指します。

▲ダムは21時~6時(夜)の間は車は通れません

▲歩くには少しキツイ傾斜。ダムを目指すバイクと自転車が多いので注意。

▲有間ダムに到着。釣り人やツーリング客で賑わっています。ダムを渡るとトイレがないのでダムの休憩舎で済ませましょう。

▲風がないのでダム湖に山容が綺麗に映ります。雲は多め。

▲6時前は閉じていたであろうゲートを通ります。

▲棒ノ折山「白谷沢登山口」到着。登山届けを忘れたので、その場で埼玉県警電子申請・届出サービスにつなぎ登山届けを提出。ポストの近くにQRコードがあるのでスマホで読み取り、必要事項を記入したら送信するだけ。いやー、便利だわ。

▲登山口入ってすぐに急な坂道

▲この霧、筑波山を思い出す。嫌な予感がする…

▲標識は頻繁にあるので迷わないと思います。

▲狭くて滑りやすい足場。気をつけて行きましょう

▲進んでいくと、小川が近づいてきました。

▲藤懸の滝。わかりにくい所に標識が立てられています。登山される際は見つけてみて。

▲藤懸の滝標識からは、沢を渡り歩きます。

▲足元こんな感じ。


▲景観が最高。人もいないので写真取り放題!

▲さらに進んでいくと…ゴルジュ帯!この大きな2つの岩の進みます。ちなみにゴルジュとは登山用語で両側の岩壁が狭まっているという意味だそうです
▲ゴルジュの入り口。足場はほぼ水ですが足場はありますw

▲滝の脇を登り抜け

▲どこ通るんだろう?って道を突き進みます。※足場はあるので水に浸かることはありません。

▲鎖場付近の岩は濡れているので慎重に

▲白孔雀の滝

▲トレッキングポール使って石の上を慎重に渡ります。

▲御岳山みたいな沢を横目に歩くのを予想してたけど、棒ノ折山は沢との接触が多い!

▲沢を抜けると急な階段

▲階段を登った先に休憩ポイントがあります。思ったより息が切れます(‘д`)ハァハァ・・

▲休憩ポイントでまだ半分以下Σ(・口・)
▲休憩ポイントから先はこれ。ツラい…

▲けど、登り切れば平坦な道
▲平坦な道を過ぎればすぐに分岐です。山頂まではゴンジリ峠経由であと1km!

▲分岐から先は木の枝と泥と…

▲悪意のある階段に体力を奪われます。段差が高く木が濡れて滑るので、何回かこけましたw

▲ゴンジリ峠までくればあと一息。ちなみにこのゴンジリ峠、漢字で書くと「権次入峠」だそう。
▲階段はなくなったが、滑る木の枝に苦戦。

▲山頂到着。すでに2人ほどいました。テントで休まれて方(全泊かな?)もいます。

▲晴れていれば男体山とか見えるらしいですが、雲に遮られました。

▲山頂付近はアザミがたくさん

▲山頂で少し休んだところで下山。恐怖の階段再び

▲登山の度に遭遇するザトウムシ。だんだん愛着が湧いてきた…

▲再び分岐。転倒1回で済みました。

▲分岐からは冬季ルート(滝ノ平尾根ルート)で下山します。

▲岩茸石。デカい…。

▲晴れてきて、日差しが眩しい

▲ほうき茸!

▲帰りは帰りで面白い風景。登山道を挟んで右と左で木の様子が違う。

▲ここだけススキ畑。

▲ススキ畑に入る前に足元にマムシ注意の看板が!?けど、これじゃ足元見えない

▲3回ほど道路を横断します。ここは2回目

▲あとはひたすら木の根が張り巡らされた道。
▲タマゴダケ!でかくて、鮮やか!

▲泥だらけですわ(-_-;*) 。裾についた泥が剥がれて靴の中に落ちた時は最悪でした。ゲイターは履きましょう。

▲無事に下山。赤い橋がゴールです

▲帰り道が分からなくなり適当に歩くw

▲イラストの書かれた壁に出ましたw左端に見える小さな建物がさわらびの湯隣接のお土産屋さんです

あとがき

有間ダムの先にも駐車場がありますが、帰りはさわらびの湯の近くに降りて来ますので施設の駐車場に止めた方が面倒くさくないです。

棒ノ折山は夏行くと涼しくて気持ちいいかもしれません。