テント泊に初挑戦!「涸沢カール」の岩場で1泊2日。
こんにちは、ryoです。
登山10回目にして初のテント泊です!場所は一度行ってみたかった上高地-涸沢!
テント初心者には難易度が高い場所ですが、思い切って行ってきました。
あくまで、涸沢カールのモルゲンロートを見るのが目的なので奥穂高岳は登りませんでした
涸沢の情報
標高 | 2,309m | |
---|---|---|
最大標高差 | 805m 上高地バスターミナル~涸沢ヒュッテ(1,504~2,309m) |
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コース長さ | 30.3km(片道15.3km) | |
歩行時間目安 | 行き:8時間20分 帰り:7時間20分 |
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見所 | 梓川沿いの景観、雪原、涸沢カール、涸沢ヒュッテ | |
周辺施設 | さわんど温泉(営業時間10:00~19:30) |
アクセス・駐車場
〜アクセス〜
上高地へは自然保護のため通年でマイカーが規制されています。ですので沢渡(さわんど)駐車場か平湯駐車場に車を停めてバスで上高地を目指します。沢渡駐車場までは長野自動車道 松本ICから国道158を1時間ほど走ります。
〜駐車場〜
今回は市営第2駐車場(足湯公園)に車を停めました。バス停にもっとも近い駐車場は第3駐車場(かすみ沢)です。本当はこちらに停めたかったのですが、早朝の暗さとバス乗り場を把握してなかったため、行き着いたのは第2(ノ_-。)
第2駐車場へは5時前の到着でしたが車は既に30台ほど。まぁ、沢渡駐車場全体で2000台停められるので、到着して「満車!?」ってことはないと思います。この時間だと第3駐車場も全然空いてました。
〜バス情報〜
沢渡バスターミナルからのバス時刻表はこちら
服装・装備
7月の気温は20℃くらい。歩くにはちょうどいい気温です。
日差しも届くので長袖のベースレイヤーとTシャツで十分!
〜服装〜
帽子
レインウェア
グローブ
長袖ベースレイヤー上
フリース
半袖Tシャツ(化繊)
長パンツ×2
〜装備〜
ザック:BALTORO 65(GREGORY)
テント:nemo TANI 2P+(グラウンドシート)
シュラフ:ダウンハガー800 #3
ハイドレーション:コンフォートシステム アルパインパッド25 150
ガスストーブ、コップ
ゲイター
トレッキングポール
サンダル
※2人で行ったのでテント係と食料係に分けました。装備リストはテント係
コースタイム
1日目
上高地バスターミナル→涸沢ヒュッテでおよそ8時間
ルート | 時間 | コースタイム |
---|---|---|
沢渡市営第2駐車場 | 4:45 | ー |
沢渡バスターミナル | 5:00 | 15 min |
上高地バスターミナル | 5:40 | 40 min |
河童橋 | 6:08 | 28 min |
明神 | 6:52 | 44 min |
徳沢 | 7:51 | 59 min |
横尾 | 9:02 | 71 min |
本谷橋 | 10:35 | 93 min |
涸沢ヒュッテ | 14:00 | 175 min |
total | 525 min |
2日目
帰りは7時間ほど
ルート | 時間 | コースタイム |
---|---|---|
涸沢ヒュッテ | 5:00 | ー |
横尾 | 8:50 | 230 min |
徳沢 | 9:50 | 60 min |
明神 | 11:10 | 80 min |
上高地バスターミナル | 12:20 | 70 min |
沢渡第2駐車場 | 13:00 | 40 min |
total | 480 min |
涸沢ログ
▲沢渡第2駐車場に車を停めて、さぁ出発
▲バスターミナルまで少し道路歩きます。
▲ここのトイレは綺麗でしたw
▲沢渡バスターミナル。結構広いし、建物綺麗!
▲往復切符を購入。2050円なり
▲このバスに乗って行きます。道中は3箇所ぐらい停車します。
▲上高地バスターミナル到着。登山届けを提出して涸沢に向かいます。
▲まずは河童橋へ
▲道は舗装されてて歩きやすいです。
▲少し歩くとすぐに河童橋が見えてきます。梓川は澄んでて綺麗だけど、流れが早くて少し怖かった((´д`))
▲河童橋周辺で野生の猿いた!あまり刺激しないように通過
▲続いて明神へ向かいます
▲天気も良くて、木漏れ日が気持ちいい!
▲河童橋から40分くらい歩くと明神に着きます。神河内?調べてみると「神の庭」という意味らしい。明神は神域らしくこの名が許されていたとか
▲続いて徳沢・横尾方面へ
▲明神から1時間歩いて徳沢へ
▲進むと右手には徳沢ロッヂ
▲さらに進むとテント場が!
▲さらに奥に進むと徳沢園!人がたくさん!
▲徳沢園は建物がおしゃれで居心地もいいです
▲雨降らなきゃいいんだけど
▲お店の中を物色してバンダナ購入
▲次は横尾!
▲綺麗なアザミ発見!
▲横尾に行く途中にある分岐。この新村橋を渡っていくパノラマコースでも涸沢に行けるそうですが、どうやら道のりは険しいらしいです…。通常ルートは横尾経由ですね
▲道中みかけたキノコ。そろそろキノコ図鑑でも買おうかな
▲センジュガンピという花らしいです
▲山の上の方がガスってる。山頂は大丈夫か!?
▲横尾に到着。ここまでの道のりは険しくないのでハイキング気分で来れます。
▲さぁ、横尾大橋から険しい登山が始まります。
▲先日の雨で泥濘がありそうなので、ここでゲイター装着。
▲ゴツゴツしたルートになってきました
▲次の休憩地点なる「本谷橋」。水飲んだり、顔洗ったりしてリフレッシュ
▲涸沢まで本谷橋からあと2.4km。
▲道のりはさらに険しく… 段差が大きいので腿が疲れる
▲崩れそうな岩石群を抜けて…
▲氷に近い雪の上を抜けて…。アイゼンもってくりゃよかったー(-ェ-`lll)
▲涸沢ヒュッテに到着!
▲気温は18℃。ただ、雨降ってきたので寒い((,,´Θ`,,))
▲綺麗なテラスがありましたが、本降りの雨のせいか誰もいませんでしたw
▲涸沢カールの全容が見えず。下から見たガスはそのまま残ってたようです(´・ω・`)
▲雨がひどくなる前にテント場へ
▲この時期でもテント場に雪が残ってました。雪上は勘弁なので早めに場所を探します。
▲ここでテント野営の受付して、コンパネをレンタルします。大人1泊:1000円 コンパネ1枚:500円
▲平らな場所が無かったので、岩をある程度整地してコンパネ敷いてテント設営。テントはnemoのTANI 2P。軽いし、設営方法が簡単でよかったですペグは打てないので、岩にコードを縛ってテントを固定
▲テントの中はこんな感じ(2人)。ごちゃごちゃですねw。下地の面積が「nemo TANI 2P」 > 「コンパネ2枚」なので足首から先はコンパネの外に出てしまいましたが、ザックを敷けば問題ないですよー
▲テント設営後は涸沢ヒュッテでおでん!じゃがいもホクホクで旨かった(´μ`)。ちょうど最後の一個だったらしく、食べれて幸せでしたw
▲夕飯はパスタとウインナー
▲2日目は5時起き。昨日よりは見晴らしいいかな。モルゲンロートはまた今度だね
▲簡単な朝食を済ませて、下山します
▲帰りは雪凍ってて怖かった。
▲帰りはまた違う景色に驚かされます。見渡せるからスケール感が半端ない!
▲朝露に濡れた花や、
▲木に生えた苔が鮮やか
▲横尾大橋!ここまで来ると少しほっとするε-(´∀`*)
▲徳沢園でまったり
▲途中から晴れたのはこの子のおかげかな
▲河童橋でヨーグルト。帰りは登山というより食べ歩きw
▲ここで靴の泥を落として、今回の登山終了!
あとがき
おそらく10kg以上のザック背負ったのは初めて。肩は食い込んで痛いし、重みに耐えかねて股関節は炎症を起こしました。最初は股関節の炎症の理由が分からなくて、途中で歩けなくなったらどうしようと思いながら登ってしまいましたが、やはり最悪のケースを想定して引き返すという選択肢も考えるべきでした。
幸い炎症は数日で引いたので良かったですが、無理は禁物ですね。
涸沢はパワーアップしてまた挑戦じゃい!
でも、どうやってパワーアップしたらいいんだろ?スクワットかな?山岳講習とか受けてみようかな?
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