北八ヶ岳最高峰の「天狗岳」へ!険しい西尾根を登る反時計回りコース
こんにちは、ryoです。
2019年の登山の日(10/3)に結婚してから、毎年この日に登山してます。
といっても、今年(2021年)でまだ2回目ですけどね( ˘ω˘ ; )。
恒例行事にできればと思います。
昨年(2020年)同様、今回も八ヶ岳へ向かいました。登った山は天狗岳です。
流石に日帰りは体力的に厳しいので、唐沢鉱泉に前泊し翌日山に向かいました。
ルートは唐沢鉱泉~西天狗岳~東天狗岳~黒百合ヒュッテ~唐沢鉱泉の反時計回り。
唐沢鉱泉から西天狗岳の途中にある西尾根が険しいので、降る(時計回り)より、登る(反時計回り)がいいかもです。
では、唐沢鉱泉内の様子や天狗岳登山の記録を綴っていきます、どうぞ!
西天狗岳/東天狗岳
標高 | 2,645.8m/2,640m | |
---|---|---|
最大標高差 | 769.8m 唐沢鉱泉〜西天狗岳(1,876m~2,645.8m) |
|
コース長さ | 唐沢鉱泉→西天狗岳→東天狗岳→黒百合ヒュッテ→唐沢鉱泉:8.0km | |
歩行時間目安 | 8時間22分(休憩込み) | |
見所 | 景色:第一展望台、第二展望台、西天狗岳、東天狗岳。 | |
周辺施設 | 黒百合ヒュッテ |
アクセス・駐車場
〜アクセス〜(唐沢鉱泉まで)
中央自動車道「諏訪南IC」から20.4km。
〜駐車場〜
今回は前泊で唐沢鉱泉を利用したので、登山中もそのまま唐沢鉱泉さんの駐車場をお借りしました。
服装・装備
朝の気温は1℃と寒く、長袖ベースレイヤー、Tシャツ、フリース、ソフトシェルで出発。
登ってると暑くなるので、フリースとソフトシェルは第一展望台に着く頃には脱いでいました。
山頂は寒いので、レインウェアもしくはウインドブレーカー必須です。
コースタイム
コースタイムは実測で8時間22分です(休憩込み)。
ルート | 時間 | コースタイム |
---|---|---|
唐沢鉱泉 | 6:03 | ー |
第一展望台 | 7:59 | 116 min |
第二展望台 | 8:34 | 35 min |
西天狗岳 | 9:24 | 50 min |
東天狗岳 | 10:20 | 56 min |
黒百合ヒュッテ | 12:12 | 52 min |
唐沢鉱泉 | 14:25 | 133 min |
total | 502 min |
登山ログ
1日目(唐沢鉱泉)
▲唐沢鉱泉さん。到着したのは15時頃。綺麗なお宿です。
▲日本秘湯を守る会の提灯。115箇所のうちの1つがここにありました。
▲宿泊したのは2階の角部屋。見晴らし最高です。
▲少し時間があったので周囲を散策。宿のすぐそばに光苔の標識があったので気になって探してみました。
▲なんかこれっぽいな…
▲あとは、明日の登山口を見に行ったり
▲コースマップを眺めたりしてました。
▲夕飯はご馳走!結構量が多い!夕食後は風呂入って、M-1見て就寝。明日に備えます。
2日目(天狗岳)
▲唐沢鉱泉入り口にある登山者カードに記入して出発!
▲朝6時の気温は1℃。さすがに寒い。
▲登山口付近の道路は6時でこの様子。来るのが遅くなるほど、登山口が離れていくので6時前にはついていた方がよいかも。
▲いざ、西尾根登山口から出発!
▲入ってすぐ森の中。
▲綺麗な苔の間を縫うように歩いていきます。
▲木が生い茂って、陽の光がだいぶ遮られています。
▲木の根も多いので、結構気を使って歩きます。
▲明るくなってきた!
▲紅葉は部分的に見られました。
▲西天狗岳方面へ向かいます。
▲少し大きめの岩が増えてきました。
▲ラムネ(ブドウ糖)、ナッツ類、梅干し(クエン酸)。登山するときはほぼこれを持ち歩いています。
▲岩はあるけどそこまで歩きにくくはないかな。
▲朝日!
▲苔が綺麗!
▲山の中の木漏れ日が好きです。
▲登りから平坦な道になると…
▲赤岳!
▲振り返ると南アルプス。
▲第一展望台到着!
▲ここは少し開けているので、撮影にはもってこいです。
▲第一展望台から少し降って…
▲登っていきます。
▲途中、なんかカワイイのおった。
▲山頂行ったらどのくらい紅葉してるかな?
▲何度でも振り返り撮影してしまうよ。
▲第二展望台到着。足場がちょっと崩れてて怖かった。
▲標識越しの赤岳。
▲振り返ると結構登ったんだなと実感。ちなみにここらへんから、さらに険しくなります。
▲振り返った時の足場はこんな感じ。人の背丈を超える巨大な岩をよじ登って進みます。
▲前方は岩の壁。流石にカメラ構えると足場が不安定で怖かった。
▲登り切るとさらに遠くまで見渡せます。
▲あの岩肌は硫黄岳の爆裂火口かな?
▲迫力がすごいです。
▲登り切ると…
▲西天狗岳山頂!標高2,646mです。
▲荒々しい南方の八ヶ岳。
▲あちらは東天狗岳。次の目的地です。
▲その前に、唐沢鉱泉さんでいただいたお弁当でエネルギー補給。
▲いざ、東天狗岳へ!
▲綺麗な山容ですねー
▲足場は岩が多いのでよそ見注意です。
▲東天狗岳まですぐと思いきや、降りで少し時間取られた。
▲ちなみに降りはこんな感じ。浮石もあるので本当に注意してください。
▲降ったら、あとは登り。
▲東天狗岳と西天狗岳の間で記念撮影。日差しがあるのでアンダーウェアとTシャツで十分でした。
▲東天狗岳到着!標高2,640m。
▲東天狗岳からは硫黄岳方面に行けるようですね。
▲硫黄岳方面にはとは逆の黒百合ヒュッテ方面へ。
▲大きな岩の塊の…
▲脇を抜けて…
▲ちょっと見えにくいですが、遠くに見える黒百合ヒュッテへ。
▲黒百合ヒュッテここです。
▲分岐。すりばち池方面へ。
▲直進(中山峠)でも左(すりばち池)でも黒百合ヒュッテには着きます。
▲また岩場…
▲紅葉はところどころ見られました。
▲天狗の奥庭上到着。岩がゴロゴロ。
▲分岐から見えた紅葉付近の場所でした。綺麗。
▲岩場はまだまだ続くよ〜
▲天狗の奥庭到着。
▲カルスト地形みたい
▲ここまで降りてきました。西天狗と東天狗のツーショット。
▲黒百合ヒュッテまでもう少し。ここらへんも岩の段差が大きくて歩きづらいので注意です。
▲黒百合ヒュッテ到着!人が多かったので少し休憩して、出発します。
▲さぁ、唐沢鉱泉へ。
▲無心で歩いていきます。
▲ウェットな岩場で神経をすり減らしながら歩いていきます。
▲たまの木道がなんとも嬉しい。
▲迂回路を駆使して進もう!
▲紅葉!見ると少し回復する。
▲最後の分岐。唐沢鉱泉方面へ!
▲歩きやすいんだけど、疲れもあり、何回か躓いたよ。
▲橋を渡り…
▲橋を渡り…
▲毒キノコを見つけ…
▲湧水が見えたら…
▲到着!お疲れさんでした!
あとがき
唐沢鉱泉は温泉もお料理も良い宿でした!また利用したい!
天狗岳は距離は8kmほどとそれほどでもないのですが、道が険しかったので体力を結構持ってかれました。
山頂からの景色はとにかく最高で、振り返らずに歩くことはできないとおもいます。
いつか八ヶ岳を縦走してみたいな。
では!
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