秀麗富嶽十二景の2番山頂「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」と「小金沢山」へ。

秀麗富嶽十二景の2番山頂「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」と「小金沢山」へ。

こんにちは、ryoです。

2021年の初登山は「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」と「小金沢山」へ。

場所は山梨県の大月市と甲州市の境にある山です。
大菩薩嶺の南方にあり、大菩薩峠からの縦走も可能です。

山名はあまり知られていないと思いますが牛奥ノ雁ヶ腹摺山は「秀麗富嶽十二景の2番山頂」、「日本一名前の長い山」として有名です。

また、小金沢山は「山梨百名山」の一座でもあります。

2021年は丑年ということで牛の名がつく山へ行ってきました!

牛奥ノ雁ヶ腹摺山/小金沢山の情報

標高 1,994m/2,014m
最大標高差 641m
すずらん昆虫館前〜小金沢山山頂(1,373~2,014m)
コース長さ 往復 8.96km
歩行時間目安 5時間58分(休憩込み)
見所 山頂からの富士山。
周辺施設 すずらん昆虫館

アクセス・駐車場

〜アクセス〜

中央自動車道「大月IC」から29.4km。

〜駐車場〜

駐車場は「ペンションすずらん」さんの駐車場をお借りしました。駐車場をお借りするためのルールは登山計画書を出すこと、「駐車場利用駐車表」を記入してダッシュボードの見えるところに置くことです。駐車表はペンションすずらんの管理人さんにいただくか、事前にコピーして行きましょう。

登山計画書は恥ずかしながら出してなかったので管理人さんに教えてもらってCompassというサイトで計画書を提出しました。

服装・装備

駐車場の気温は7℃を確認。服装は上はベースレイヤー、Tシャツ、フリース、ソフトシェル。下はロングパンツのみ。

山頂付近は積雪しているため「軽アイゼン」もしくは「チェーンスパイク」が必須です。

コースタイム

コースタイムは実測で5時間58分です(休憩込み)。

ルート 時間 コースタイム
ペンションすずらん 7:39
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 9:53 74 min
小金沢山 10:50 57 min
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 12:14 84 min
ペンションすずらん 13:37 83 min
total 358 min

登山ログ


▲ペンションすずらんへ到着。

▲駐車表をダッシュボードに置いて、登山計画を提出して出発。

▲2月下旬の朝7時の気温は7℃と寒い。

▲道路脇の雪は溶けかけていました。

▲いざ、牛奥!

▲初めは傾斜もないので気軽に歩けます。

▲S字カーブの車道を突っ切る形で登山道が通っているので、数回ほど車道を渡ります。

▲ふたたび、登山道へ。

▲整備された木々が美しい。

▲鹿対策かな?網が張られてました。

▲再び車道。

▲ここからは車道を歩きます。

▲ん?工事中?

▲工事のため、迂回路へ。

▲雪解けの水で登山道がぐちゃぐちゃ。滑るし、傾斜もあるしで結構怖い。

▲再び車道。

▲工事の先の道を行ったらここに続くのかな?めっちゃ凍ってて滑りそう。

▲牛奥はここからが本番!

▲紐を外して中に入ります(入ったら閉めましょう)。

▲まだ、軽アイゼンなしでも行ける。

▲登っていくと、扉?があるので紐を解いて入ります(開けたら閉めましょう)。

▲ここから先は、だんだん傾斜がついてきます。

▲流石に登山靴で歩くのは厳しくなってきた。

▲雪というか氷ですね(´-ω-`;)ゞ

▲こけたらどこ打つか分からないので軽アイゼン用意!軽アイゼンはmont-bellの6本爪。

▲装着!木曽駒ヶ岳以来2回目の装着です。

▲軽アイゼンすげぇ!と言いながらガシガシ進む。

▲標識が所々あるので迷うことはないと思います。

▲途中にあるパノラマ岩。

▲南アルプスが一望できます

▲いつか登ったる!

▲パノラマ岩からも雪道。

▲木々の隙間を縫うように進みます。

▲道だけ雪が残ってる。

▲ここらへんは歩きやすいし、景色もいいので気持ちがよかったです。

▲木々を抜ければ「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」到着!

▲ふっじさーん!雪化粧が綺麗に見えます。

▲お次は小金沢山へ。あの雪道を歩いて行きます。

▲迷いそう。

▲結構深いぞ!?

▲道が分かりにくいので、次のリボンを発見してから進むスタイル。

▲道中雪が積もってたり、積もってなかったりしてたので、

▲軽アイゼンも脱いだり、装着したりの繰り返し。おかげで手はドロドロ。

▲振り返っての富士山。やっぱ綺麗。

▲また軽アイゼン装着して雪道を進めば、

▲小金沢山到着!

▲山梨百名山の標識もありました。

▲お昼はこちら。直エネルギーとブドウ糖とクエン酸と昼飯とカロリー。

▲山頂では気温17℃。日が射して温まってきた。

▲小金沢山からの富士山も絶景。休憩後はサクッと帰ります。

▲サクッと到着。

▲軽アイゼン乾かして泥落として終わり!

あとがき

軽アイゼンを使う機会が滅多になかったのですが、今回の登山でだいぶ装着は慣れました(^ヮ^)。
途中すれ違った登山者がチェーンスパイクを履いていて、着脱のしやすさを考えたらそちらの方が良いのかな?

にしても、富士山の景色がすごく良い山でした。寒い時期だったこともあり、くっきりと雪化粧が見えました。
秀麗富嶽十二景は全部こんな感じなのかな?まだあと11座あると思うと楽しみです。